息子と北斗星(ひみつ追記)
息子と北斗星(ひみつ追記)
我が家はJRの線路の割とすぐ近くに建っていて、
幼稚園行くのも学校行くのも
踏切を必ず通る。


完全な線路沿いだと騒音あるのかもしれないけれど、
住宅を一列挟んだ状態なので
そこまで音で困ったこともない。


ここに越してきたのはみいちゃんの出産の4カ月前。
まだそうちゃんが幼稚園にも行っていなくて
もうすぐ3歳の誕生日、って時だった。
今はもう8歳だから、もうすっかりお兄さんよね。


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そうちゃんは、電車が大好きで
大好きで大好きでたまらなくって、
特急だの新幹線だののカラー本をいっぱい持ってて。
写真見ただけで「らぴーと!」「こまち!」「N700!」
「ろまんすかーぶいえすいー!」とほぼ網羅しており。


お天気のいい日には「でんしゃみにいこー!」。
公園に行っても電車が通る度に
「きんたろうー(貨物列車)!ばいばーい!」。
運転士さんも、手を振るそうちゃんにバイバイしてくれたり
フォーン♪と警笛を優しく鳴らしてくれたりしたっけ。


この辺りは在来線はU都宮線しか基本走らないので
あまり見応えない気もするんだけど、
貨物やら寝台やら、時折特別列車も通ったりするので
鉄オタさん達が撮影に来たりもするのよね。


そうちゃん、毎朝幼稚園に行くようになり、
そこで必ず目にしていたのが寝台列車の北斗星。
渋い青一色の寝台列車で、
オレンジ色の電車ばかり走るこの辺ではぐっと目立つのよね。


「おーい!ほくとせいー!!
 ばいばーい!!」。
冬には先頭車両に雪を一面に付けて、
春には桜並木の下を走るコントラストが美しくて。
乗客の方が手を振ってくれたり
食堂車の様子が見えたり。
いつも北斗星に会うのが楽しみだったんだよね。


そうちゃんも小学生になり、
朝家を出る時間が1時間半も早くなり
平日に北斗星に会う事はなくなった。
プラレールで遊ぶことも、
機関車トーマスにはまることも、
運転士さんに手を振る事も。


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そして今朝。


北斗星が、ラストラン。


近所の人が何人も線路沿いに見に来ていて、
私もみいちゃんを幼稚園に送り届けた後
北斗星を見送りに行った。
(最後だからか、少し遅れていて
 みいちゃんとは見られなかった)


いつも通りに青一色で凛々しくて、
真冬の寒い朝に見ると寒々しかったんだけど
少し春めいてきたこの時期には
すごく特別な列車に思えたわ。


北斗星がラストラン、と共に、
私の子育てもひとつの段階が終わったような気がする。
そうちゃん、もうすぐ2年生が終わり
春からは3年生。
もう中学年になるのねー、早いなぁ。


少しずつ反抗的なところも増え出して、
まだまだ甘えん坊なんだけど
これからそのバランスも変わっていくんだろう。
男の子、から少年に本格的に変わっていくんだね。
寂しいなぁ。


北斗星、今までどうもありがとう。
電車の好きな男の子に、悪い子はいないよね。
そうちゃんと歩いた散歩道を思い出すと
いつもきっと、電車に向かって笑っていた
あの子の笑顔を思い出すわ。



北斗星がいなくなってしまったので、
カシオペア、がんばれ(笑)!


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先日、娘の幼稚園がお休みの日があって
お昼何か食べに行こう!となり。


友達とたまに行くカフェをすぐ思い出して。
先月載せた、チョコでいっぱいのパンケーキのとこ!


みいちゃん、初めてのお店にドキドキ。
運ばれてきたパンケーキにキラキラ☆
「うわぁ♪おいしそうー♪」
いちごのパンケーキで、
生クリームとバニラアイスがたっぷり。


いつもいくファミレスとかじゃなく、
フードコートでもなく、
なんとなくちょっといいお店、だと分かったみたいで
「おねえさんになったみたい」と
うふふとはにかんでいたよ。
怒ると怖いしキレやすいのに、
恥ずかしがりやで乙女なみいちゃん。


おされカフェでパンケーキ堪能してました。
まあ、本当の事言うとパンケーキではなく
クリームとアイス堪能しまくってましたけど・・・。
スーパーカップでも食べとけば良かったんでは(笑)?


来週、学校も幼稚園も午前で終わりな日があるので
今度はそうちゃんの食べたいものでも
食べに行こうかなー♪


コメント

らむ。
2015年3月13日12:22

まだ、随分先に感じますが息子もそうちゃんと同じように成長していくのを
想像したら、涙がこぼれます。

うれしいきもちと寂しい気持ちと。

たくさんのことを教えてくれて
巣だっていくのですね。

けい♪
2015年3月13日14:32

らむ。さん♪

生まれて8年、振り返る時間が長くなるにつれて
小さかった頃を思い出すと愛おしくなるというか、寂しくなるんですよね。

同じ布団で寝ていても、身体がもうすっかり大きくって!
親になって初めて分かった気持ちですね。
どの瞬間も惜しい、そんな感じです。
そんな時間がきっと人生でいちばん幸せなんでしょうね。

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